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RSKラジオ 天神ワイド朝に副院長が出演しています。
毎月第4木曜日の9時20分から「からだにいいはなし」のコーナーで国司アナウンサーとお話しています。
次回は5月22日(木曜日)9時20分から、「たばこについてはなしたいんじゃ」と題しまして、たばこの体への影響、禁煙についてお話します。お時間ありましたら、是非ご視聴ください。聞き逃した方は、radikoでも聞けます!
5月20日よりSPP検査が導入されます。SPP(skin perfusion pressure)は、皮膚表面から1~2㎜程度の深さにある毛細血管の血流が、どのくらいの圧で流れているのかを示します。血流を評価することは、フットケアにおいてとても重要です。今回はSPPの検査方法、使用場面についてご紹介します。
上図のように足の任意の場所に測定器を置き、細い血圧計を巻いて、測定します。
上記のような結果がでます。50㎜Hg未満ですと、足の血流が低下していると診断します。
どのような患者様がこの検査を行うか?足に傷がある、足先が冷たい、歩いていると足が痛くなる、糖尿病がある、下肢閉塞性動脈硬化症と診断されている、などです。
SPP検査が行えるクリニックはまだ少ないですが、足の血流評価において重要な検査になります。当院ではフットケアに注力しておりますので、診療に必要な機器を揃え、患者様の足を守れるように尽力いたします。お気軽にご相談ください。
2025年4月より副院長が入職し、時岡内科における診療でできること・できないことが変わりました。まとめてみましたので、受診相談の参考になれば幸いです。取り扱いの少ない機器があったりします。お気軽にご相談ください。
脳卒中患者における代替塩の効果を調べたものです。通常の食塩は100%NaCLですが、ここでの代替塩とは75%がNaCLで25%にKCLが含有している食塩のことです。日本でも「やさしお」など発売されています(広
告費はいただいていません)。脳卒中をしたことがある患者において、代替塩にすることで、その後の脳卒中の再発や死亡率が減るかどうかを調べています。中国北部の600の病院で脳卒中と診断された患者15249人を対
象にしました。参加者は、塩化ナトリウム75%、塩化カリウム25%からなる代替塩群と通常の食塩群と2群に分かれました。 およそ5年間の追跡を行いました。その結果、代替塩群では、通常の食塩群と比較して、脳卒
中再発のリスクが14%低下し、死亡のリスクが12%低下し、特に脳出血の発生率が30%減少しました。また、代替塩の使用により収縮期血圧が平均2.05 mmHg低下しました。高カリウム血症のリスク増加は見られませ
んでした。代替塩が脳卒中経験者の再発リスクと死亡リスクを低減する可能性が示された。減塩と同時にカリウム摂取を増やすことで、血圧が低下し、脳卒中の予防効果が得られたと考えられます。同じ量の塩を使用する
のであれば、この代替塩にしてみてはいかがでしょうか?私も最近買って使ってみています。
Salt Substitution and Recurrent Stroke and DeathA Randomized Clinical Trial Xiong Ding, MPH, et al JAMA Cardiol. 2025;10(4):343-350.
初めて受診される方は、まずはお電話いただけます
と幸いです(086-223-2657)。
ご相談内容を少しお教えください。
他院に通院されている患者様でしたら、お薬手帳や
持病のわかるようなノートや資料などお持ち
いただくとスムーズです。
予約できるように準備中ですが、ご不便おかけして
申し訳ございません。