最新情報

2025-03-09 14:45:00

4月17日木曜日から毎週木曜日にフットケア外来がはじまります!こちらは、足を清潔に保つことによって、健康に歩ける期間を延ばすことを目的に行っています。医師の診察のあと、専任看護師によりフットケアを行います。フットケアの内容は、お悩み事の相談、足・爪の評価、足浴、爪切り、たこ(胼胝)・魚の目(鶏眼)削り、保湿などを行います。診療の一部をご紹介します。

↓音叉を使って振動覚を確認しています。

音叉で評価.JPEG

↓足浴をしています

足浴.JPEG

↓爪切り中です

 爪切り.JPEG

↓爪やすりで整えています

爪やすり こっち.JPEG

傷の有無、たこ・魚の目の有無、糖尿病合併症の有無で、料金がかわります。お気軽にご相談ください。

紹介動画については、時岡内科のInstagramみてください。


2025-03-01 23:09:00

緑茶とコーヒーの適度な摂取が認知症予防に有益であることを示す研究:JPHC佐久メンタルヘルス研究

認知症予防のために緑茶とコーヒの予防効果はいわれているますが、長期的な効果はまだはっきりしていませんでした。長野県の中年(44歳~66歳)1155人を20年間追跡し、認知機能の低下と緑茶コーヒの摂取量との関係を調べました。

結果:緑茶を毎日2~3杯飲むひとは、認知機能の低下の危険性を44%減少させました。4杯以上では効果は認めませんでした。コーヒーについては、やや高齢の中年(追跡開始時53歳以上)の方で、毎日1杯以上で認知機能の低下の危険性を46%減少させました。

 

 

緑茶やコーヒーがよいことは様々なところで報告されています。認知症予防のため、中年になった私たちは、緑茶3杯、コーヒー1杯を毎日飲み始めましょう!ただ、たくさん飲んでも効果は減少するので、ほどほどにしましょう。個人的には、ジャスミン茶とルイボスティーが好きなので、これの効果を検証してもらいたいです。

Akihiro Koreki, Shoko Nozaki et al. Journal of Alzheimer’s Disease 2025, Vol. 103(2) 519–527: A longitudinal cohort study demonstrating the beneficial effect of moderate consumption of green tea and coffee on the prevention of dementia: The JPHC Saku Mental Health Study

pdf 緑茶とコーヒーの摂取量と認知症.pdf (0.56MB)

 


2025-01-06 17:27:00


2024-12-07 20:33:00

タバコやめ用チラシ (1).png

時岡内科では、禁煙外来を開始します。たばこの増税がニュースになっていますが、増税する前にたばこをやめてみませんか?たばこを自力(薬なし・受診なし)でやめようとしても、なかなかできません。やめれるのは5%ほどといわれています。決して、たばこがやめれないのはあなたの意志が弱いからではないのです。ニコチンによる依存により、やめることが難しくなっており、依存度で言えば、覚せい剤や大麻より依存性が高いことが報告されています。イメージはつきにくいですが、けっこう厄介そうですよね。このニコチン依存をお薬や行動療法で治療していきます。当院では、日本禁煙学会の禁煙認定指導医が在籍しており、この指導医がいるクリニックは岡山市北区では3か所だけです(2024年12月現在)。安心して、治療に専念できるように尽力いたします。

http://www.kinen-map.jp/hoken/list.php?pref_id=33

・禁煙のメリットは、なによりも健康です。禁煙することで、発症のリスクを減らせる疾患は多くあります。女性であれば、美容にもよいとされています。受動喫煙もなくなり、家族の健康も守れます。最後に、たばこを買わなくてよくなるので、経済的です。

加熱式たばこ、アイコスやブルームテックなど発売されています。有害物質が低減されていると宣伝されていますね。ただ、普通のたばこ同様に、ニコチンもタールも入っています。ニコチンによる依存性、発癌物質であるタールが含有されています。健康被害はどうでしょうか?少ないのでしょうか?確かに癌の発症は通常のたばこより少ないと報告もあります。ただ、動脈硬化性疾患である、心筋梗塞、脳卒中の発症は通常のたばこと同様にあり、非喫煙者よりもリスクが高いことが報告されています。加熱式たばこは、発売から10年しかたっておらず、どれだけ健康被害がでるのかまだわかっていない状況ですが、よい結果ではないでしょう。ちなみに、アメリカではアイコスは通常のたばこと比べて、安全とは言えず、販売は禁止されています。このようなアイコスでも、健康保険で禁煙治療できます。

・対象は喫煙者(紙巻きたばこ、加熱式たばこ)

・治療期間:3か月 受診回数5回

・料金 保険診療で15000円~20000円(3割負担の場合)

禁煙成功した方には当院から記念品進呈(無くなり次第終了します)

禁煙外来は予約制ですので、時岡内科までご連絡ください。

 

 

 


1 2 3 4