最新情報
4月17日木曜日から毎週木曜日にフットケア外来がはじまります!こちらは、足を清潔に保つことによって、健康に歩ける期間を延ばすことを目的に行っています。医師の診察のあと、専任看護師によりフットケアを行います。フットケアの内容は、お悩み事の相談、足・爪の評価、足浴、爪切り、たこ(胼胝)・魚の目(鶏眼)削り、保湿などを行います。診療の一部をご紹介します。
↓音叉を使って振動覚を確認しています。
↓足浴をしています
↓爪切り中です
↓爪やすりで整えています
傷の有無、たこ・魚の目の有無、糖尿病合併症の有無で、料金がかわります。お気軽にご相談ください。
紹介動画については、時岡内科のInstagramみてください。
緑茶とコーヒーの適度な摂取が認知症予防に有益であることを示す研究:JPHC佐久メンタルヘルス研究
認知症予防のために緑茶とコーヒの予防効果はいわれているますが、長期的な効果はまだはっきりしていませんでした。長野県の中年(44歳~66歳)1155人を20年間追跡し、認知機能の低下と緑茶コーヒの摂取量との関係を調べました。
結果:緑茶を毎日2~3杯飲むひとは、認知機能の低下の危険性を44%減少させました。4杯以上では効果は認めませんでした。コーヒーについては、やや高齢の中年(追跡開始時53歳以上)の方で、毎日1杯以上で認知機能の低下の危険性を46%減少させました。
緑茶やコーヒーがよいことは様々なところで報告されています。認知症予防のため、中年になった私たちは、緑茶3杯、コーヒー1杯を毎日飲み始めましょう!ただ、たくさん飲んでも効果は減少するので、ほどほどにしましょう。個人的には、ジャスミン茶とルイボスティーが好きなので、これの効果を検証してもらいたいです。
Akihiro Koreki, Shoko Nozaki et al. Journal of Alzheimer’s Disease 2025, Vol. 103(2) 519–527: A longitudinal cohort study demonstrating the beneficial effect of moderate consumption of green tea and coffee on the prevention of dementia: The JPHC Saku Mental Health Study
緑茶とコーヒーの摂取量と認知症.pdf (0.56MB)