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2024-12-05 01:23:00

米国からの報告です。着用する加速度計を用いて、身体活動と睡眠の日内パターン別の死亡率を調べてみました。米国の9342人を解析しています。身体活動のパターンを早朝型、正午型、午後遅く型の3つに分けて、睡眠パターンを朝型、夜型、不規則型に分けました。

図は身体活動をみています。早朝型は8時~9時に身体活動が多い、その後減ってくる。正午型は11時から17時まで身体活動が多い。午後遅く型17時から19時に身体活動が多い。という結果です。

結果です。早朝に身体活動の多い人あるいは、睡眠が不規則な人は死亡率が高いことがわかりました。また早朝に身体活動が多いかつ、不規則な睡眠の人はより死亡率が高いことがわかりました。不規則な睡眠は体に悪そうなのはイメージつきますよね。早朝の運動は、血圧が上がりやすく注意が必要かもしれません。ご参考までに。

Diurnal patterns of accelerometer-measured physical activity and sleep and risk of all-cause mortality: a follow-up of the National Health and Nutrition Examination Surveys (NHANES).

Zhang et al. International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity (2024) 21:120

pdf 身体活動と睡眠のパターン.pdf (2.8MB)