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2025-05-17 15:01:00
5月20日よりSPP検査が導入されます。SPP(skin perfusion pressure)は、皮膚表面から1~2㎜程度の深さにある毛細血管の血流が、どのくらいの圧で流れているのかを示します。血流を評価することは、フットケアにおいてとても重要です。今回はSPPの検査方法、使用場面についてご紹介します。
上図のように足の任意の場所に測定器を置き、細い血圧計を巻いて、測定します。
上記のような結果がでます。50㎜Hg未満ですと、足の血流が低下していると診断します。
どのような患者様がこの検査を行うか?足に傷がある、足先が冷たい、歩いていると足が痛くなる、糖尿病がある、下肢閉塞性動脈硬化症と診断されている、などです。
SPP検査が行えるクリニックはまだ少ないですが、足の血流評価において重要な検査になります。当院ではフットケアに注力しておりますので、診療に必要な機器を揃え、患者様の足を守れるように尽力いたします。お気軽にご相談ください。