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2025-12-27 23:24:00

足のむくみについて日常でできること 知って得する医学知識⑲

 運動

 

散歩をして、足の筋肉を使いましょう。ふくはぎの筋肉が血液を心臓に戻すのに重要な役割をしています。元気な人は1日9000歩を目指しましょう。長生きできる歩数です。そんなに元気ないよと言われる方は、足首をグルグル回したり、つま先を上に向けたり下に向けたりするだけでも、血流が活性化します。

 

お家でできるお勧め運動はこちら↓

 

仰向けに寝て足をあげてぶらぶら上下に。  つま先立ち5秒を10

 

      

 

 

 

②足のむくみ予防の着圧ソックス(弾性ストッキング)を履く

 

 足のむくみは着圧ソックスが有効です。足に圧をかけることにより、足から血液が戻り特に、日中に履くようにしましょう。これにより、血液が心臓に戻りやすくなります。ドラッグストアなどで入手できます。

 

下肢静脈血流を促進

 

医療用の弾性ストッキングがご希望でしたら、時岡内科で採寸の上、ご注文できますので、お気軽にご相談ください

 

③椅子に座るときにお尻と足の高さをそろえる

 

 椅子に座っている時は足のむくみを起こしやすいとされています。少しお行儀は悪いですが、椅子に座るときは足をお尻と同じくらいの高さまで、上げるようにしましょう。

 

 

 

④足を少し高くして眠る

 

 足を上げて寝ることにより血液の流れが良くなり、むくみ解消につながります。高さは枕の高さと同じ程度で、無理のない高さにしてください。重力によって足や下半身に血液が滞りやすくなるため、足を高くすることで血液の戻りを良くします。

 

 

⑤塩分を摂りすぎない 水分は適量にとる

 

醤油やみそ、加工食品などといったものは、特に塩分が多く含まれている場合が多く、塩分の多い食事はむくみの原因となります。バランスの取れた食生活を心がけましょう。塩分を取り過ぎてしまった場合、カリウムを摂取すると水分とともに尿として体外へ排出してくれるのでオススメです。カリウムは、いも類、豆類、キノコ類、バナナやアボカドなどに多く含まれています。水分については、むくむから控えるというのはやめましょう。目安は1日1.5Lです。イメージとしては、水分を摂取して、血液を循環させるイメージです。

 

 

 

⑥マッサージ

 

足先からふくらはぎ、ふとももを心臓に向かい血液を下から上に送るイメージでマッサージします。強くこすらず、優しくすべるようにお願いします。

 

 

 

⑦スキンケア

 

浮腫がある部位の皮膚は、ちょっとした刺激でも傷つきやすく治りにくくなるため、こすり洗いは避け、保湿剤を塗布したほうがいいでしょう。保湿剤など、ご不明な点がありましたら、ご相談ください。